蚊が媒介して感染してしまうフィラリア症は
定期的に予防薬を使うことで防げる病気です。

ご存じの通り、蚊は夏の暑い時期を中心に出現しますが
蚊が活動し始めて１か月後～活動が終了して１か月後までが
フィラリア予防薬の使用をおすすめする期間となります。

当診療所では５～１２月の８ヶ月間の予防を推奨しております。
お薬を飲ませ始める前には
フィラリアに感染していないことを確認するため
すべての子にミクロフィラリア検査と抗原検査を行っています。

また、その際に血液を少し多めに採らせてもらうことで
健康診断の血液検査も１回の採血で同時に行えますので
ご希望の方はスタッフにご相談ください。

フィラリアは犬の病気と思われがちですが
猫にも感染するリスクがあり
感染すると突然死の原因になることがあります。
ぜひ積極的な予防を検討してあげてください。